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2009.03.07 *Sat

ライニルティエ小説「歪」1

ドレスティエリアのフィギュア化を諦めない!とか言っていたら、本気でフィギュア化なるらしいとのことで一二三さん大歓喜です!
可憐なドレス美女はいくら出せば嫁にきてくれますか?^^

そしてライニルティエ小説ですが、あんまりにもえろパートが長くなりすぎてしまったので(!)、3つに分けました。今回は序章です!
えろはありませんが、今後の展開を考慮してR18区分にしておきます。

注意事項
・ライル&ニール×ティエリア♀(ニール×ティエリア前提)
・おしおき、やら再教育という響きにときめきを覚える方向け
・現代パロディです。設定は↓
ニールは自分で立ち上げた小会社の社長(29)。ティエリアはお嬢様ハイスクールの生徒(16)。6年前、両親を失い苦労した経験から身寄りのない子を支援しようとティエリアを引き取る。

いろいろとややこしい話ですが、お付き合いいただけると幸いです!
追記より本文です!
**************************
―今日は仕事が早く終わりそうだから、待ち合わせて一緒に帰らないか?

 そう誘ってきたのはニールだった。
 新しい取引先ができたと最近忙しい彼からのお誘いに自然と笑みがこぼれた。答えは勿論Yes。待ち合わせの場所はいつもの駅前の広場だ。
「さむい…な。」
 傍らを冷たい風が吹きぬけていき思わず肩をすくめる。ハイスクールの制服だけはやはり冷える。朝登校するときに、ニールにコートを着ていけと言われたのを必要ないと断ったことを今更後悔した。
 ふと周りを見渡せば恋人たちが肩を寄せ合い歩く姿や手を繋ぐ親子の姿があちこちで見られる。かつて孤児院にいた頃は嫌悪の対象でしかなかったそんな光景が、今はとても温かいものに感じられる。この変化も彼のお陰なのだろう。彼は誰かが側に居るという幸せを僕に与えてくれ、そして家族としての愛情を、恋人としての愛を溢れんばかりにそそいでくれた。勿論、僕も彼を愛している。この胸にある感情はまだ幼く不完全なものだが、この想いだけは確かだ。
 ふと時計台を見上げてみれば、約束の時間まであと5分。5分、たったそれだけの時間ですら惜しく感じる。早く、早く彼に会いたい。大好きな…ニールに。
―ニール・ディランディと僕、ティエリア・アーデの関係は少々複雑だ。
 ニールは僕の保護者であり、後見人であり…恋人だ。
 ニールは身寄りのない僕を引き取り、僕がカレッジを卒業するまでの一切の面倒を見ることを約束してくれた。最初はそんなお人好しが居るはずがないと彼に不信感をもったものだ。だから思わず、どうしてそこまで赤の他人に尽くすのか、と彼に尋ねた。すると、彼は「俺はあしながおじさんになりたいんだよ」と照れくさそうに笑った。
 それから僕とニールの奇妙な共同生活は始まった。
 初めは彼に心を開く気なんてさらさらなかったが、彼の心ごと包み込んでくれる彼の優しさは温かく、初めて僕は人に心を預ける安心感を覚えた。そして、ぎこちなかったニールと僕の関係は次第に良い方向へと変わっていった。兄妹のような、親子のような…そんな関係へと。
 だが、身体が大人の女性へと変化をし始めた頃―僕はニールを異性として意識しはじめた。膨らみはじめた胸、子供を宿すために変化しだした性器―ホルモンバランスが悪い僕の体は急激に変化はしなかったが、それでも女性としての機能をもつようになった。
 ニールもそれを感じたのだろうか。次第に僕との距離をとるようになっていった。どんどん遠ざかっていくニールとの距離が悲しくて僕は泣きついた。
貴方になら何をされてもいい。貴方だけのティエリア・アーデにして、と。
そして僕とニールは…―

「ティエリア。」
 考えに耽っていたところを後ろから急に抱きしめられた。その拍子にふわりと良い香りが鼻腔をくすぐる。―ニールの愛用しているコロンの香りだ。振り向かずともその声とその香りで恋焦がれていた彼だと僕はすぐに理解した。
「不意打ちは卑怯ですよ、ニール。」
「寒空の下で俺を待ってくれてるお前を見たら、こうしたくなったんだよ。」
「…貴方らしい。」
 彼らしい行動に思わず小さく笑みがこぼれる。
「あー、こんなに冷えちまって…」
 彼はそう言いながらいつものように額にキスを落とす。彼は額にキスをするのが好きなのだ、昔から。そして僕も、彼にこうしてキスされるのが…嫌いじゃない。
「会いたかったです…ニール。」
 僕はそう言ってその広い胸に背中を預けた―

「ティエリア!…ライル!?」

「え…?」
 聞きなれた声に振り返る。振り返った先に立っていたのは―紛れもないニールだった。慌てて走ってきたのだろうかぜぃぜぃと彼は息を荒げている。
 ならば今、自分を抱きしめている男は。
「よぉ、兄さん。遅かったな。」
「な、ライル…!?」
 ニールの双子の弟―ライル・ディランディはそう言って、自分の兄へ笑いながら手を振った。僕はその腕を慌てて振り払い、ライルを警戒するように二・三歩後ずさる。
「そんなに嫌がるなよなー…でも、まさかこんなに簡単に教官殿が引っかかるとは思わなかったぜ。」
「ライル、貴方という人は…!」
 悪戯がばれた子供のようにライルは無邪気に笑う。ライルにいいようにからかわれた事、それにニールとライルを間違えてしまった事が気恥ずかしくなり、僕は思わず声を荒げていた。そんな僕の反応を見てライルはさらに笑う…まったく不愉快極まりない。
「おいおい二人ともそこらへんにしとけ。」
 そんな、ライルと不貞腐れる僕との間にニールは苦笑いしながら割ってはいってきた。
「ったく…ライル、あんまりティエリアをからかうなよな。」
「わかってるって、兄さん。兄さんの可愛い教官殿にはちょっかいだすのはもう止めとくよ。」
 ニールの言葉にライルも素直に従う。そんな弟の姿にニールはしょうがない奴めと深くため息をつく。
「じゃぁな兄さん、教官殿がまたお怒りになる前に俺は退散させてもらうぜ。」
 ライルはそんな自分の兄の姿と僕の怒る姿を見て満足したのか、ひらひらと手を振りながら人混みへと姿を消した。
「…まったく、貴方の弟は大人げがない!いい年をして人をからかって喜ぶなんて!」
 嵐のような彼が姿を消してすぐ、僕は腹立ち紛れに悪態をつく。だが横にたたずむ彼は何も言わない。いつもなら短気な僕を宥めるような言葉をかけてくると言うのに。何かおかしい―小さな違和感を感じる。
「ニール…?」
 僕は黙ったままのニールの顔を覗きこもうとするが、それよりも早く彼は僕の手を弱くはない力で掴んできた。手首に彼の長く骨ばった指がぎりりと食い込む痛みに顔を思わずしかめる。そんな僕のことなどお構い無しに、彼は表情一つ変えず視線をどこか遠くに投げ出したまま言葉を発した。

「なぁ…ティエリア。お前、ライルと俺を間違えたのか。」

 感情を押し殺した低い声に背筋がぞくりとする。いつもの朗らかな彼の声ではなく、冷え切った声はまるで別人だ。
「あ、あれはライルが、手を込んだことをしてまで貴方の真似をしていたからだ…!」
 聞いた事のない彼の声に若干怯えを感じながら反論する。
 いつもであればライルとニールを見分けることなどたやすく、間違えることなどない。ヘビースモーカーであるライルはいつもタバコの匂いを纏っているし、ライルとニールでは話し方や癖が異なる。だが今日は、ライルはニール愛用のものと同じ香水をつけてタバコの匂い誤魔化していた上、ニールの言葉遣いや癖までライルはそっくりに真似ていた。
 そんなライルの巧妙な嘘に僕は騙されてしまった―悔しい事に。
「そうか…そうだな。でも俺はちょっとがっかりしたぜ。」
 僕の反論を聞いたニールは悲しげな表情でそう言うと僕の手を離した。
「ティエリアならどんな時でも俺をわかってくれると…そう信じていたんだがな。」
 先ほどまでの静かな怒りに代わり、寂しげに笑う彼の顔に胸がずきりと痛む。そうだ、僕はニールの恋人なのだ。どんな時であれ恋人を間違える事などあってはいけない。それなのに僕は彼の信頼に答えられず彼を傷付けてしまった。
「…すみません、ニール。」
「…俺はちょっと拗ねている。」
 僕の謝罪の言葉に彼はため息交じりにそういった。
「…っニール!貴方が望む事をなんでもします、だから僕のミスを許して欲しい…!」
 困った僕はニールのスーツの裾を縋り付くように泣きついた。どうしたら許してもらえるのか、どうしたらいつものニールの笑顔に戻ってくれるのか。それだけが僕の心を支配していた。


だから気付かなかったのだ。
その時、彼が何かを企むように楽しげに笑っていたことを。

→2
******************************************
とりあえず序章です!2からはご想像のとおりかもしれないし、ちょっぴり違うかもしれません(←)
しかしこの3p小説を書きたいが為にこの設定をつくったのですが、スピンオフでニールがティエリアを(性的な意味で)育てていく過程もかきたくなりました(←)

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